松潤主演、どうする家康第12回「氏真」見ました!あらすじ&感想

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出典:wikipedia 早川殿

今川氏真、絶望を乗り越えて

あらすじ…武田、徳川からの攻撃で駿府は陥落寸前。孤立無援の今川氏真は岡部元信から自害を求められます。氏真は諦め、喉に刀を当てますが、父義元からの言葉を思い出し、自害を辞め、今川館を抜け出します。それは

お主に将としての才はない。

という言葉でした。氏真は正室の糸を連れ掛川城へ立て篭もります。糸は北条の出であり、氏真に、共に北条に身を寄せたいと話しますが氏真は首を縦に振りません。生まれつき足が悪くどこが自信無さげな糸を、氏真は疎ましく思っていました。

一方家康は信玄から氏真の首を取るように手紙で催促されます。しかし氏真を兄のように思ってきた家康は信玄を苦々しく思うのでした。

迷いはあるものの何とか掛川城を攻め落とそうとしましたが、なんと氏真は4ヶ月も耐え忍びます。氏真の心は在りし日の父、義元との確執や家康への嫉妬で見返したい気持ちで溢れていました。

自分の機嫌を取るため、わざと負けた家康。そしてそれを見透かしていた義元。屈辱に震える氏真に義元は家康を庇い更には大切にするよう伝えます。

あの桶狭間合戦では、今川館で待機する氏真に対し、兵糧入れという大役を任された家康。義元に不満をぶつけますが

氏真は義元に「将としての才は無い」とまで言われてしまうのです。

その過去に立ち向かうかのように、氏真は自分を奮い立たせ、家康軍を迎え撃ちますが、本多忠勝の槍を受け負傷。

覚悟を決めた氏真は糸を北条に逃し、辞世の句を読みます。

家康は氏真のもとに向かい、氏真と決闘します。敢え無く負け、自害しようとする氏真を必死にとめる家康。兄と思っていると伝えますが氏真は信じません。誰からも父からも認められなかったと嘆く氏真に、

違います!と叫ぶ声が。それは糸でした。糸は氏真に語りかけます。

義元公の言葉に続きがあります。自分を鍛錬することを止めぬ者はいつか天賦の才を持つ者を超えると。義元公は貴方様をお認めで御座いました。

もう充分で御座います、そこから降りましょう。糸は勇ましい氏真様より蹴鞠をする貴方様が好きで御座います。」

糸の言葉に涙した氏真は、糸と共に生きる決断をします。

「余は何も成せなかったが妻を幸せにすることならできるやもしれぬ。」と氏真。

「氏真様が羨ましい。貴方のように行きたい」

家康の言葉に

「そなたはまだ降りるな。まだそこで苦しめ。」

そう家康に氏真は告げたのです。

家康が氏真を北条に逃したことを激怒した信玄。家康は激昂した信玄にどう対峙するのでしょうか。

感想…とても密度の濃い45分でしたね。涙が止まりませんでした。今川氏真を演じた溝端淳平さんに拍手喝采したいです!

掛川城で4ヶ月立て篭もったなんて知りませんでした。掛川城に立て篭もり、家康に北条に身を寄せたいと告げるまで、氏真はきっとこのように苦しんだのではないでしょうか。

北条に行こうという決断ができたのは、父義元の真意をしれた事、糸のそのままの氏真が好きだ、という言葉です。

今川氏真は日々鍛えて、もがき苦しんだからこそ義元と糸の愛情に気づき、幸福を掴めたのでしょう。諦めることの出来た氏真。それは天賦の才を超えたということではないでしょうか。

出典:wikipedia 今川氏真の妻 早川殿。

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