松潤主演!どうする家康第3回「三河平定戦」見てみました。あらすじ&感想

未分類
引用元:wikipedia

岡崎へ戻った元康。今川方が混乱する中、織田軍とどのように対峙するのでしょうか。

織田軍を攻めるも苦戦。思いがけず母との感動の再会を果たすも…

前半…駿府への想いを抑え、織田方の水野信元を攻める元康。信元は於大の方の兄。元康の叔父にあたります。於大の方は、信元が織田方に組みした事で離縁され、元康が幼いころに生き別れとなっていました。今川方の吉良義昭の協力を得て水野信元を何度も攻めるも、敗戦が続きます。武田信玄に協力を打診するも一蹴され打つ手なし。そんな中、水野信元が於大の方と共に岡崎城に現れ元康は母親と感動の再会を果たします。しかし於大の方は元康に自分の子供や妻を犠牲にしてでも三河を守るため、織田方に付くよう元康に詰め寄るのでした。

感想…氏真から織田勢を打ち負かす事を托される元康。無理難題をなんとか解決しようとしても難しい。三河の民が戦で多く犠牲になり、援軍さえ氏真は送らない。それでも今川にこだわるのは瀬名や子供達がいるからなんですよね。

そんな元康に、於大の方は妻や子を三河の民の為にきっぱり打ち捨てよ、といいます。

はい、わかりましたなんていえますか?戦国時代の価値観といえばそうなのかもしれません。元康は激怒しますが全くその通りで、例え戦国時代であったとしても人間ですから。於大の方はあまりに思いやりがないです。元康の為に悪気なく言っているのがまた…これから元康は於大の方に苦労しそうですね

元康の瀬名への手紙は押し花が添えられていて、繊細で優しい性格が伝わります。瀬名からの手紙は元康を信じる気持ちに満ちていています😢。桶狭間まではふたり同じ世界で生きていたのに。瀬名も元康も可哀想でなりません。

ついに今川へ反旗を翻す。数正と左衛門尉の決死の説得に涙。

後半…子供達、家臣達と一緒に今川で待っているという瀬名からの手紙を涙ながらに見つめる元康。左衛門尉と数正は元康のもとを訪れ、元康と城下へ出て話しをしたいと申し出ます。

左衛門尉は広い三河の田畑と活気ある百姓達を眺めながら、この活気は元康が岡崎に戻ったからで、元康は今川から虐げられてきた民を救ってくれると信じているのだと説きます。

左衛門尉と数正は元康にひれ伏し、手打ちにされてでも松平の為、岡﨑の為に、今川を見限る決心を元康に求めたのです。元康は自分の想いを押し殺し、吉良義昭を攻め今川に反旗を翻したのでした。

知らせを聞いた氏真は激昂、岡﨑の家臣達、家臣の妻達を次々処刑したのです。

感想…ryo-chanまたまた泣いてしまいました。数正と左衛門尉の命がけの説得。元康の心情が分かった上での説得。そして元康の涙にもらい泣きです。

数正も左衛門尉も元康の辛さを痛いほど解って、それでも松平家の家臣として言わなければならない。その葛藤が、画面越しに伝わります。於大の方と対比すると余計に。他人事ではなく、命がけです。元康も松平家や三河の為に命がけで働くふたりの嘆願を痛いほど理解しているのです。

CGとかファンタジーとか色々言われる今年の大河ですが、戦国の世の中の人間の心の機微をとても丁寧に描いていると思います

岡崎城、出典:wikipedia

コメント

タイトルとURLをコピーしました