松潤主演!どうする家康、第2回「兎と狼」見てみました。あらすじ&感想

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引用元:wikipedia

今川義元敗れ、信長の襲来に怯える元康。この危機をどうやって乗り越えるのでしょうか。

信長に囲まれた元康!しかし信長は…

あらすじ前半…場面は岡崎、於大の方が元康を出産するシーンから始まります。喜ぶ父の松平広忠に於大の方は「元康は寅年、寅の日、寅の刻に産まれた、産まれながらの猛将だ」と伝えるのです。

しかし年月を経て信長に囲まれた今、元康は怯えきっています。元康は信長の父信秀に捕らえられ、信長から殴る蹴るの暴行を受けたトラウマがあったのです。しかし、大高城をかこんでいた信長はしばらくして去っていきます。

感想…どうして元康がこんなに信長を恐れるのか。幼少時代が原因だったのですね。しかし信秀から切り捨てられようとした元康を救ったのは信長。大高城も包囲しながら何もせず立ち去ったのは何故なのでしょうか。今後信長の元康への想いが明らかになるのでしょうか。気になります。

元康と忠勝のやり取りが泣ける!厭離穢土欣求浄土。

あらすじ後半…信長が去った後、家臣達は岡崎へ戻ることに。元康は石川数正ら数人の家臣とともに駿府を目指しますが、松平昌久軍に取り囲まれ、命からがら、なんとか大樹寺へ避難するのです。

大樹寺で松平昌久勢に包囲され、絶望の中、元康の父や祖父が眠る墓所で自害しようとします。忠勝が介錯を申し出る中、信長との時間が頭をよぎります。

「この世は地獄、弱ければ死ぬのみ」

信長の言葉に奮い立つ幼い元康。思い出し元康は自害を押し留めます。偶然その場に居合わせた榊原康政は元康に告げます。

厭離穢土欣求浄土は穢れた世を捨て、極楽へいけ、ということではなく、穢れたこの世をこそ浄土へ変えよ、

という意味なのだと。その言葉に心動かされた元康は、昌久勢を圧倒し、家臣と共に岡崎城へと凱旋するのでした。最後に於大の方と広忠の場面へ。元康は実は寅年では無く、兎年。武将には都合が悪いと寅年に産まれた事になったのでした。

感想…いや~

感動しました!元康、忠勝と一緒に泣いてしまいました…数正や忠吉の助言を聞かなかったことで、家臣を危険に晒した元康。何も出来ない自分を不甲斐なく思う姿。状況は全く違いますが、それが私たちが人生を苦しみ、もがく姿に重なってみえました。介錯を申し出た忠勝も泣いていました。忠勝が元康であれば、敵兵へ恐れなく向かっていったでしょう。でも元康はそれができない。

忠勝のここで全てが終わるかもしれない悔しさがひしひしと伝わってきます。忠勝の望みは主君の為に生きること。主君の為に死ぬこと。元康が自害するということは、忠勝達の為ではなく自分の為ではないか。強く立ち上がってほしいという想いが涙となって溢れます。忠勝の想いに私も涙してしまいました。榊原康政の元康への言葉は絶望から這い出した元康の心に染み入って行くようでした。

厭離穢土欣求浄土は生涯、家康の旗印となります。家康の自害をしようとまで追い込まれた心を奮い立たせた言葉だったのですね。第3回がとても楽しみになりました。

出典:wikipedia

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